2016
02.14
盛岡美人時計モデルレポートキワミ

かまいしreport【食べ物編①】ここにしかない”温かい”食

BIJIN TOPIC, キワミ, グルメ, 旅行・観光

盛岡美人時計モデルレポートキワミ「かまいしの美味しいものって、どこで食べられる??」
とよく聞かれます。

釜石には、有名な”海宝漬”がある中村屋のお店や
“釜石ラーメン”と呼ばれる、あっさり魚介だしご当地ラーメンがあります。

なので、ひとまずお客さんには「釜石ラーメン発祥のお店」といった
有名どころをお教えするのがセオリーです。
(もちろんそこも、とっても美味しいですよ!)

でも、私はいつもこのとき
ちょっともどかしさを覚えるんです。

だって、
釜石にしかなくて、都会でも、他の沿岸にもない【食】って
とりあえず釜石の有名なお店にいって、名物と言われる料理を注文して
すぐ帰る。ってだけでは
絶対に出会えないと思うんです。

確かに釜石には美味しい料理を出すお店がたくさんあります。
でも
料理の美味しさ、斬新さ、洗練さ、驚き…でいったら
どうしても、都会のシェフが作ったものには負けてしまいますし

新鮮な野菜、海産物を食べられる土地は
釜石以外にも、全国津々浦々にありますよね。

では
釜石にわざわざ来たいと思えるほど、
釜石にしかない、魅力的な食って
ないのでしょうか?

…ありまぁす!

それは、釜石の”人となり”と密接な関係があると思っています。

キーワードは、
「程よいオープンさ」と「程よいプライド」です。

釜石の皆さんは
東北のどの地域の方より「オープン」な方々です。

バス停に立っていると、知らないおばあさんが気さくに話かけてくださったり
スーパーのおばさんも、まるで前からの知り合い、のように接してくれたりします。

市役所やNPOの方々も、積極的に
市外の方と一緒に活動される傾向があります。
そのため
他の被災地に比べ、私のような復興支援員が
活動しやすい、地元の人々に受けていれて頂きやすい、
ともよく言われます。

(実際に、去年の末に釜石市は「オープンシティ戦略」を打ち出しています!)

釜石は、かつて企業城下町として栄え
昔から、いろいろな外の人がまちの中に入ってきていた、という歴史を持っています。

その文化を引継ぎ、今でも街の皆さんは
見知らぬ人たちと話すことに、とてもなれていらっしゃるというか
(他の東北地方に比べ)あまり抵抗がないんですね。

そんな「オープン」な方々が営む釜石のお店では
初めて入ったお店でも、
そこのお店の方々と、お客さんと、すぐに仲良くなれる。
これが「釜石にしかない食」の、一つ目の魅力です。

料理の味と関係ないじゃん!
と思われるかもしれませんが
私は、そういう人とのやりとりも
料理の美味しさを大きく左右する、と考えます。

お店のお母さん、お父さんと
「どこからきたの?」
「うちのお店はねぇ…」
なんて会話をしながら、食べたご飯は
なぜか一層美味しく感じられますし
「また、ここに来たいな」と
忘れられない味になるからです。

例えば、今回写真でご紹介しているのが
釜石市内の喫茶店「かりや」です。

先日、「お腹が減った~><」と言って
閉店ギリギリに、かりやに駆け込んだ私。

かりやに行くことはこのとき初めてだったのですが
お店のママさんと、常連のお母さんと
ひょんなことから会話が弾みました。

そして、私が、その日お昼を食べそこなったことを伝えると…
「サービスだよ!ちゃんと食べなさい」と
特大おにぎりを出してくださったのです( ;∀;)

有りがたくて、
美味しくて、
普通の梅おにぎなのに、忘れられない味になりました。

そんな素敵すぎるママさんがいる、喫茶かりやの店内は
古いピアノや可愛い雑貨で溢れています。

クラシックコンサートが開かれることもあり、ママさん自身、声楽をされるんだそうですよ。

釜石市内にお立ち寄りの際は、是非喫茶かりやに
足を運んでみてくださいね。

…さて、ちょっと長くなってしまったので
二つ目の「かまいしにしかない食」のポイント、
「程よいプライド」については
次の記事でご紹介できればと思います。

以上、キワミでした ^^) _旦~~

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BIJIN MODELS キワミ san
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